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高校生クイズチームワーク論 ―事例1.○×クイズ

○×クイズで答えを「決める」方法

 ○×クイズは3人のチームワークを試す格好の機会です。じゃんけん、多数決、ワンマン・・・色々なとき方があります。

 実は、チームの性質にあった○×の答え方を決めることで、正解率アップの効果もあるのです。下で面白い例を紹介します。

例1:正解率が似通っている場合は多数決が効果的

 今から数学の話をします。数学嫌いな人のために先に答えを言ってしまうと、正解率60%の人が3人いたら、多数決をするだけで正解率が64.8%になる。つまり、正解率が5%近くもアップします。

 そのからくりはどういうことか。確率のお話です。(数学嫌いの人は読み飛ばしてくださいw)

 1人あたりの正解率は60%、つまり3/5です。
この場合、多数決をしたときの確率は以下のようになります。
(1)3人全員が正解を選ぶ確率
 (3/5)3  = 27/125  …①

(2)3人中2人が正解を選ぶ確率  31×(3/5)2×(2/5) = 54/125 …②

②については、正解する人が2人(3/5)2、不正解が1人(2/5)をかけて、不正解の人がA、B、Cになるパターン31をさらにかけてます。

この①と②を足すと、
27/125 + 54/125 = 81/125 = 64.8%

つまりチームの正解率は64.8%になる。という原理です。

このパターンは正解率が似通った3人だと強い効果を発揮しますが、正解率に差がある3人だと逆効果になることもあります。

 ※続きは後日掲載。