○×クイズ攻略法
 
目次

1.はじめに
2.高校生クイズ○×攻略の全体像
■3つの要素「知識」「主張」「技術」
■それぞれの関係と優先順位
3.知識で○×クイズのムラをなくす
4.日テレの主張を読み取る
5.問題の裏側を読む技術
6.実際の会場で理論を使う

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2.高校生クイズ○×クイズの全体像

■3つの要素「知識」「主張」「技術」

ここでは、○×クイズを解く基礎になる3つの解き方について説明します。

(1)知識
 知識は普段みなさんが使う意味と同じ、「すでに知っていること」です。
 例えば、「表彰状の文章に、句読点は最後までない」(第26回関東 4問目)のような問題は、表彰状を注意してみていたら知識として身についているはずです。
 上の問題のように、学校で習った知識だけでなく生活知識や雑学知識まで幅広い知識が要求されるのが○×クイズの特徴です。

 しかし、あなたが持っている知識だけで○×クイズを突破できるかというと、厳しいかと思います。そこで、「主張」・「技術」という解き方が必要になってきます。


(2)主張

例1:「卓球でみちのくの大地から世界を目指す現役高校生、福原愛。彼女が生まれた年である17年前、卓球は初めてオリンピックの正式競技になった。」(第25回東北 1問目)
例2:「50円玉が発行されて、今年でちょうど50年である。」(第25回関東12問目)


※どちらも年月は当時のもの

 この問題を見て、「問題製作者の隠れた主張」を見つけることができますか?

 「主張」という解き方は、日本テレビがどのような意図で問題を出したのか、その意図を読む解き方です。
 例1では、「福原愛と卓球のオリンピックの歴史は同じだ」から、テレビに出してもためになる。ということで1問目にした意図があるのではないか。という主張を読み取ることができます。
 例2では、○だったときと×だったときのメッセージ性に注目します。どちらが答えを聞いたとき「面白い」ですか?49年、51年とかだったら、別の年に問題をまわしたほうが面白くなるはずです。なので、○の可能性が高いと解くわけです。

 ただし、主張を使っても解けない問題もあります。例えば、実質2択クイズの問題だったり、○でも×でもメッセージ性がそんなに変わらない問題などです。


(3)技術
 「技術」というとき方は、過去の傾向や問題の製作過程をイメージすることから、答えを推測するやり方です。

例3:「「あゆ」と呼ばれる浜崎あゆみは、魚座生まれである。」(第21回沖縄6問目)

 この系統の問題は、過去の事例では×になっていることが多いです。単純に思いつきやすい、そして×になる確率が12分の11なので、○になる問題を作りにくいという理由があります。
 ただし、1問だけ例外もあります。

 例4:「「亜麻色の髪の乙女」を歌っている歌手・島谷ひとみの星座は、乙女座である。」(第22回九州4問目)

 島谷ひとみなんてみなさん知りませんよね(笑)しかし、この問題には大事なエッセンスが含まれています。この人が誰かではなく、どんな問題かに注目してみましょう。
 結論から言うと、この問題の正解は○になります。この問題を解くためには、問題の製作過程をイメージする必要があります。「普通は有名人の名前と星座を絡めるはずなのに、歌に絡めている不自然さがある。⇒島谷ひとみがおとめ座だから、無理して○になる問題を作った」に気づくことが大事です。

 このような技術で解くことができる問題は他にもたくさんありますが、○×クイズ理論の基礎知識で述べた理論潰しは、この「技術」に対して行ってくることが多いです。


■それぞれの関係と優先順位

 ・○×クイズには、「知識」が第一で、「主張」・「技術」は知識を補完するためのものです。
 ・主張は深い知識を問われる1〜3問目の○×クイズ前半戦では有効になりますが、後半戦では知識を問う問題が増えるので全ての問題に使えるとは限りません。
 ・技術は潰しの問題が多いので優先順位は低いですが、問題の答えに迷うときは有効になります。

 そのため、優先順位は以下のようになります。

 前半戦
 知識>主張>技術

 後半戦

 知識>技術=主張


 また、今持っている(十分ではない)知識を使って主張・技術の解き方で答えを導き出すという方法もあります。

 例5:35年前この場所、大阪万博に参加した国はすべて愛知万博にも参加している。 (25回近畿4問目)

 例えば、昔の「西ドイツ」や「ソ連」といった国は今は存在しません。その知識を前提に、「それらの国との整合性をとるなら大阪に参加した国の中に愛知に参加していない国もあるだろう」という推測を立てて答えを×にすることができます。


 次回からは、「知識」・「主張」・「技術」の3つのとき方を具体的に考えていきます。


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