1.ペーパークイズの傾向

3択ペーパークイズとは?

 高校生クイズでは、ほぼ毎年といっていいほど3択クイズが予選で出題されています

特にペーパークイズについては、ここ数年、関東大会やインターネットを用いた予選のみで行われていましたが、第28回大会では、全ての予選で3択ペーパークイズが復活しました

 ペーパークイズとは、簡単にいうと学校のテスト形式でたくさんの3択クイズを解くクイズです。このクイズでは、○×クイズと違い参加者の「知力」が重視される傾向にあります。

コンセプトによって変わる問題傾向

ペーパークイズの問題は、その年にどんな高校生を残したいかによってかなりの違いがあります。

 例えば、一昨年の第27回大会ではいろんな人を残してドキュメントタッチでクイズをするため、全体の2~3割が芸能やアニメといった問題群になっていました。

 ところが、昨年の第28回大会では、知力を重視したクイズ演出をするために、時事問題一切なし、7割勉強問題・3割雑学、生活問題というペーパークイズ構成になっております。

 今回は去年の方式を踏襲する可能性が高いことから、主に昨年のペーパークイズを解説し、補足という形で時事問題対策を加えていこうと考えております。

第28回ペーパークイズの傾向

 昨年行われたペーパークイズを一言で表すと、「学力重視のペーパークイズ」でした。ペーパークイズは全国で2パターン各100問、インターネット予選で300問の合計500問が出題されていますが、中には本を読んでいないと分からない文学問題(関東大会以降出題)や数独問題(富士山大会以前出題)など、例年より難易度の高い問題が出題されていたようです。

 また、時事問題は500問中1問も出題されず、全体の7割が学校の勉強+αの問題であることからも、学力重視であることが見てとれます。

ペーパークイズは文系有利?

 昨年のネット予選問題を入手しているのですが、その分析結果から非常に面白い事実を発見できました。第28回のネット予選(300問)のうち、30%以上が語学4ジャンル(国語、外国語、文学、語源)からの出題となっているのです。また地区予選のペーパークイズでも、数学は公式を知らなくても解けるが、文学は「赤と黒」や「銀河鉄道の夜」などを読んだことがないと解けない問題が出題される等、非常に文系有利な出題体系になっております。

 つまり、ペーパークイズで勝ちたいなら語学4ジャンルの問題傾向をマスターすることが近道になるのです。

 今回は、昨年のペーパークイズが学力重視で文系科目、特に語学4ジャンルを重視する傾向だったことを紹介しました。次回は、具体的な勉強法を解説します。

  2.3択クイズの勉強法 next⇒

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